[東京 26日 ロイター] - 日銀は26日、気候変動対応オペの初回を12月23日に実施すると発表した。メガバンク、地方銀行など合計43先が貸付対象先となった。
気候変動分野での金融機関の取り組みを後押しするため、日銀は今年6月の金融政策決定会合で気候変動オペの導入を決めた。金利ゼロ%で1年間貸し付け、実施期限の2030年度まで借り換えが可能としている。同オペに参加するには、金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が推奨する方式での情報開示などが必要になる。
(和田崇彦)