[30日 ロイター] - イタリア国家統計局(ISTAT)が30日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比2.6%増と、速報値と一致した。
個人消費の拡大などが寄与した。
前年同期比では3.9%増。速報値の3.8%増から小幅に上方修正された。
幅広い部門が経済成長に寄与した。GDP伸び率に対する個人消費の寄与度は1.7%ポイント、純輸出の寄与度は0.5%ポイント。
政府は今年のGDPを6.0%増、来年を4.7%増と予測している。昨年は8.9%減だった。
第3・四半期は、個人消費が前期比3.0%増、政府支出が0.1%増、投資が1.6%増だった。
輸入は2.1%増、輸出は3.4%増。