［ベルリン ２６日 ロイター］ - ドイツはＧ７（主要７カ国）財務相・中央銀行総裁会議を５月１８─２０日にボン郊外のケーニヒスウィンターで開催する。現地紙ライニッシェポスト紙が２６日報じた。
リントナー財務相は同紙に「今年は特に課題が大きい。インフレと債務増加が見られる」と指摘。「Ｇ７諸国は安定へのアンカーとして特別な役割を担っている。国内だけでなく国際的にも持続可能な財政に注意を払う必要がある」と話した。
ライニッシェポスト紙によると、５月のＧ７会議には経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の高官も出席する。
財務相は投資やイノベーションを促進するために財政の安定が不可欠と指摘。「これこそが世界的な危機から脱却し、気候問題やデジタル化といった将来の課題を克服する唯一の方法だ」と語った。