[11日 ロイター] - 米プライベートエクイティ(PE)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが発表した第4・四半期決算は、分配可能利益が4億8300万ドルと、前年同期比52%の大幅増となった。クレジット部門の管理・手数料収入が大幅に伸びた。
ただ1株利益は1.05ドルで、リフィニティブがまとめたアナリストの平均予想1.10ドルをわずかに下回った。
第4・四半期に資産売却で得た収入は42億ドルと第3・四半期の88億ドルから減少した。
ブラックストーン、カーライル、KKRなどはエクイティ部門が業績を牽引したが、アポロはクレジット部門が収益の柱となっている。
マーク・ローワン最高経営責任者(CEO)は同社のクレジット部門について、低水準の借り入れコストに依存していないため、金利上昇に対し有利な状況にあると指摘した。
GAAPベースの純利益は2億3440万ドルと前年比45%減少した。投資利益の減少と報酬増が響いた。運用資産総額は3.4%増の4976億ドル。