[ソウル 16日 ロイター] - 韓国統計局が16日に発表した1月の雇用統計によると、就業者数は前年同月比113万5000人増と、2000年3月以来約22年ぶりの大幅な伸びを示した。
失業率(季節調整後)は3.6%で、12月の3.8%から改善した。
就業者数は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による落ち込みからの反動増の側面が強く、政府の財政支出も雇用を押し上げた。
コロナ禍で就業者数は20年3月から21年2月まで12カ月連続で減少し、21年1月は20年ぶり超の大幅減となっていた。
1月の就業者数の内訳は、医療・社会保障サービス関連が約25万人増え、宿泊施設とレストラン、輸送、倉庫は合計で24万9000人増となった。