[12日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は12日、極東のボストーチヌイ宇宙基地を訪問し、同国を孤立させようとする米欧などの試みは失敗に終わると述べた。
旧ソ連の宇宙計画に言及し、ロシアは厳しい状況下でも目覚ましい飛躍を遂げることができると主張した。
国営テレビで大統領は、ソ連は制裁を受けて孤立していたが、世界で初めて有人宇宙飛行に成功したと指摘。「われわれは孤立するつもりはない。現代においてある国を、とりわけロシアのような広大な国を著しく孤立させることは不可能だ」と語った。
プーチン氏はベラルーシのルカシェンコ大統領と共に宇宙基地を視察。ルカシェンコ氏は「なぜそれほど制裁を懸念するようになったのか」と述べた。