[ブエノスアイレス 14日 ロイター] - アルゼンチンで11日から穀物輸送トラック運転手が燃料高に見合う貨物運賃引き上げを求め、ストライキ入りしていた問題で、運転手組織が14日夜、スト終結に同意した。運輸省が明らかにした。
運転手組織と政府の交渉は13日、物別れに終わっていた。
関係筋によると、20%の運賃引き上げとストの即時停止で合意が成立した。
アルゼンチンでは、穀物の85%近くがトラックで港に運ばれており、輸出が滞る恐れがあった。
アルゼンチンの3月のインフレ率は前月比6.7%。前年比では55.1%に達した。
運転手組織は、燃料不足にも不満を示していた。