[パリ 11日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)は11日、第2・四半期の成長率は0.2%との見通しを示した。新型コロナウイルス流行による落ち込みからサービス部門で回復がみられると指摘した。
第1・四半期はゼロ成長で、オミクロン株の感染拡大とインフレ上昇で個人消費が落ち込んだ。
フランス国立統計経済研究所(INSEE)は9日、第2・四半期の成長率は0.25%との見通しを示した。
中銀の見通しは8500社の月次調査に基づいている。調査では、企業活動は工業部門で総じて安定、サービス部門は改善、建設部門では悪化が示された。
今月については、工業部門とサービス部門が上向き、建設部門は変わりなしとの見方を示している。