[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツ商工会議所(DIHK)は24日、今年のドイツのインフレ率が7%に達するとの見通しを示した。昨年は3.1%だった。
すでに値上がりしていたエネルギー、食品価格がウクライナ戦争でさらに上昇しているという。2月時点の予測は3.5%だった。
約2万5000社を対象に実施した調査によると、40%近くが顧客に価格を転嫁することを計画している。製造業・流通業では2社に1社以上が価格転嫁を計画しているという。
今年の経済成長率の予測は1.5%。民間消費が3%増とけん引役の一つになる見通し。昨年の民間消費は0.1%増だった。今年の政府支出は停滞する可能性が高いという。