[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが6日発表した6月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は52.6と、前月の56.4から低下し、2021年9月以来の低水準となった。
経済見通しに対する懸念を背景に住宅建設が新型コロナウイルス流行初期の20年5月以来初めて減少した。
ロイターがまとめた市場予想は55.0だった。
商業建設も企業が支出を抑制したため「大きく失速」した。
S&Pグローバルの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は「英国のビジネスの見通しが暗いことに加え、生計費の危機で消費者需要も悪化しており、6月の建設の伸びにブレーキがかかった」と述べた。
製造・サービス・建設を合わせた全セクターPMIは53.6と、前月の53.4から小幅に上昇した。