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現状判断DIが4カ月ぶり低下、「持ち直し」は維持=6月景気ウオッチャー調査

発行済 2022-07-08 14:12
更新済 2022-07-08 15:09
© Reuters.  7月8日、内閣府が発表した6月の景気ウオッチャー調査で、景気の現状判断DIは52.9となり、前月比1.1ポイント低下した。写真は都内で昨年5月撮影(2022年 ロイター

© Reuters.  7月8日、内閣府が発表した6月の景気ウオッチャー調査で、景気の現状判断DIは52.9となり、前月比1.1ポイント低下した。写真は都内で昨年5月撮影(2022年 ロイター

[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日発表した6月の景気ウオッチャー調査によると、景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.1ポイント低下の52.9だった。低下は4カ月ぶり。景気について「緩やかに持ち直している」との見方は据え置いた。

DIのうち、家計動向関連は53.4と前月から0.4ポイント低下した。構成項目のうち小売や飲食、住宅関連が下がった。住宅関連は44.2と前月から4.0ポイントの低下となった。

© Reuters.  7月8日、内閣府が発表した6月の景気ウオッチャー調査によると、景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.1ポイント低下の52.9だった。写真は都内で昨年5月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )

一方、企業動向関連は製造業、非製造業ともに低下し、全体では48.0と前月から2.4ポイント下がった。雇用関連は前月比3.3ポイント低下の59.6だった。

先行き判断DI(同)は前月比4.9ポイント低下の47.6で、先行きについては「緩やかな持ち直しが続くとみているものの、ウクライナ情勢などに伴う影響も含め、コスト上昇に対する懸念が強まっている」としている。

*内容を追加し、再構成しました。

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