[ロンドン 19日 ロイター] - 市場調査会社GfKが発表した8月の英消費者信頼感指数はマイナス44と、前月のマイナス41から低下し、1974年の統計開始以来の最低を更新した。生活コストの急上昇が家計心理を悪化させており、ロイターがまとめた市場予想(マイナス42)も下回った。
過去1年間と今後1年間のどちらにおいても、家計の状況や経済全般に対する評価が低下した。
GfKの顧客戦略ディレクター、ジョー・ステートン氏は生活コストの高騰を巡る深刻な懸念を反映し、あらゆる指標が低下したと指摘。
家計のやりくりが「悪夢」のようになっており、信頼感の危機的状況は秋が深まり冬の寒さが厳しくなるにつれて、さらに悪化すると予想した。