[22日 ロイター] - スリランカ統計局が22日発表した7月の全国消費者物価指数(NCPI)上昇率は前年比で66.7%と、6月の58.9%から加速した。
NCPIは全国のインフレ動向を捉えており、当該月の21日後に公表されている。ただ、毎月末に発表される最大都市コロンボの消費者物価指数(CCPI)は全国の物価指数の先行指標として機能し、NCPIよりも注目度が高い。
スリランカは8月に電気料金の改定を行ったため、同月のインフレ率はさらに加速すると見込まれている。中央銀行はインフレが9月にピークを打つ可能性が高いとしている。