[ジャカルタ 30日 ロイター] - インドネシア議会は30日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定を批准した。韓国との二国間貿易協定も批准した。
ズルキフリ貿易相はRCEPについて、貿易と直接投資の拡大につながり、国内総生産(GDP)の成長が0.07%ポイント押し上げられると表明。「国際市場に参入するための有料道路だ」と述べた。
RCEPは昨年、東南アジア諸国7カ国とオーストラリア、中国、日本、ニュージーランドが批准。今年1月1日に発効した。
インドネシアと韓国の二国間貿易協定では関税分類品目をそれぞれ92%、95%以上削減。自動車、衣料などの分野で韓国企業の投資に優遇措置を適用する。