プレミアムデータを入手しましょうサイバーマンデーで 最大55%引き InvestingPro特別セールを請求する

韓国CPI、8月は前年比+5.7% 7カ月ぶりに伸び鈍化

発行済 2022-09-02 09:20
更新済 2022-09-02 11:45
© Reuters.  韓国統計局が2日に発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比5.7%上昇し、7カ月ぶりに伸びが鈍化した。写真はソウルのショッピングモールで2020年9月撮影(20

[ソウル 2日 ロイター] - 韓国統計局が2日に発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比5.7%上昇し、7カ月ぶりに伸びが鈍化した。

7月のCPIは前年比6.3%上昇し、1998年11月以来の高い伸びを記録していた。

8月のCPI伸び率はロイター調査のエコノミスト24人の予想中央値(6.1%)を下回り、1人のエコノミストが予想したレンジの下限と一致した。

一方、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比4.0%上昇した。伸び率は前月の3.9%から加速し、09年2月以来の高水準となった。

コアCPIの前月比は0.1%低下。20年11月以降で初めて下落した。市場予想は0.3%上昇だった。

キョボ・セキュリティーズの債券アナリスト、ペク・ユンミン氏はCPI統計について、大幅利上げに対する懸念緩和につながると指摘した上で、高いコアインフレ率や他のデータはインフレ圧力がさほど弱まっていないことを示していると説明した。

© Reuters.  韓国統計局が2日に発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比5.7%上昇し、7カ月ぶりに伸びが鈍化した。写真はソウルのショッピングモールで2020年9月撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)

韓国銀行(中央銀行)の李昌ヨン総裁は、追加引き締めが必要な場合、通常の25ベーシスポイント(bp)を上回る利上げは行わないよう努めると述べている。

基調インフレ圧力の別の指標となるサービス価格のサブ指数は、8月に前年比4.1%上昇した。7月の4.0%から加速し、08年11月以来の大幅な伸びとなった。これはインフレ圧力が広範囲に及んでいることを示している。

李総裁は、インフレ率は当面高止まりするとし、追加利上げを行う姿勢を示している。中銀は昨年8月に利上げを開始し、政策金利は過去最低の0.5%から2.50%に上昇した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます