[ローマ 5日 ロイター] - S&Pグローバルが5日発表した8月のイタリア・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は50.5と、前月の48.4から上昇し、好不況の分かれ目となる50を上回った。
インフレ圧力がやや低下した。ロイターがまとめた市場予想の48.2を上回った。今年下半期の景気後退に対する懸念が和らぐ可能性がある。
投入価格指数と産出価格指数の双方が前月から低下した。
新規受注はほぼ横ばい。7月は1月以降で初めて減少していた。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIは49.6と、前月の47.7から上昇したが50は下回った。