[チューリヒ 5日 ロイター] - スイス政府が5日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)は、前期比0.3%増加した。新型コロナウイルス関連規制からの回復がサービス業で続き、だった。
前年比では2.8%増加。大規模なスポーツイベントの影響を除いたベースでは2.3%増加だった。
エコノミストの予想は前期比0.4%増、前年比3.0%増だった。
8月の消費者物価指数(CPI)は予想を上回る前年比3.5%上昇で、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)の目標(0─2%)を7カ月連続で上回った。7月は3.4%上昇だった。
政府は先週、経済は順調で失業率も低いため、エネルギー価格高騰の負担軽減措置は当面必要ないとの認識を示した。