プレミアムデータを入手しましょうサイバーマンデーで 最大55%引き InvestingPro特別セールを請求する

機械受注7月は前月比5.3%増、判断「持ち直しの動き」で維持 鉄道車両が貢献

発行済 2022-09-14 09:24
更新済 2022-09-14 09:45
© Reuters.  9月14日、内閣府が発表した7月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.3%増となった。写真は川崎市で2

[東京 14日 ロイター] - 内閣府が14日発表した7月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.3%増となった。2カ月連続のプラス。非製造業で鉄道車両の受注が膨らんだことなどが貢献した。

ロイターの事前予測調査では前月比0.8%減を見込んでいたが、結果は予想外のプラスだった。トレンドをみる上で参考にしている3カ月移動平均もプラスとなり、内閣府は機械受注の基調判断を前回の「持ち直しの動きがみられる」で据え置いた。

前年比は12.8%増だった。全体として企業の設備投資意欲は強いとみられている。

製造業は前月比5.4%減の4506億円で、2カ月ぶりに減少した。業種別では「はん用・生産用機械」が引き続き堅調に推移している。一方、「電気機械」、「化学工業」、「造船業」など前月に伸びた反動が出た。

非製造業(除く船舶・電力)は同15.1%増の5176億円と、3カ月ぶりに増加。「運輸業・郵便業」での鉄道車両の貢献が大きかった。「不動産業」、「通信業」などもプラスに寄与した。

外需は前月比2.4%減の1兆5033億円で、3カ月連続で減少した。

機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。

*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

© Reuters.  9月14日、内閣府が発表した7月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.3%増となった。写真は川崎市で2009年4月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/menu_juchu.html

※過去の関連記事は[JPMORD=ECI]をダブルクリックしてご覧下さい。

(杉山健太郎)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます