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ウクライナ穀物輸出、今収穫期はこれまで前年比43%減=農務省

発行済 2022-09-22 10:52
更新済 2022-09-22 10:54

[キーウ(キエフ) 21日 ロイター] - ウクライナ農務省は21日、2022/23年収穫期(22年7月から23年6月)のこれまでの穀物輸出が前年同期比43.2%減の688万トンと明らかにした。

ウクライナの穀物輸出は、2月のロシアによる侵攻で輸出の主要経路である黒海沿岸の港湾が封鎖されて急減。その後、国連とトルコの仲介でロシア・ウクライナ間で合意が成立し、7月末に3つの港湾の封鎖が解除された。

農務省の統計によると、22/23年収穫期のこれまでの輸出は、とうもろこしが395万トン、小麦が230万トン、大麦が59万8000トンとなった。

政府予想によると、今年の穀物収穫は5000万─5200万トン。ロシア軍による占領や収穫低下で、21年に記録した過去最高の8600万トンから大きく落ち込むとみられている。

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