[東京 26日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が26日発表した8月のSC既存店売上高は前年比15.8%増となった。
8月は新型コロナによる緊急事態宣言などがなく、3年振りの行動制限のない夏休みとなった。このため、前年に比べ帰省客や旅行客の来館が増えたほか、各社による販促イベントなども奏功して来客が増加した。
商品別にみると、ファッションは、夏のセール効果に加えて猛暑日が続いたことで、夏物衣料が引き続き好調だった。下旬からは外出需要を背景に晩夏・秋物衣料も好調に推移した。祭りなどのイベント開催や、夏休み・お盆休みで、観光客や帰省客の来館が増え、飲食や土産品も売れ行きが良かった。