59.5HKドル(+7.59%)=11:20現在
長城汽車(2333/HK)が急騰。
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が同社との提携に向けて、交渉に入ったもようだ。
低価格車ブランドを共同開発する方向で検討中。
長城汽車に対して、出資意向を示しているという。
独経済誌のネジャー・マガツィーンが伝えた。
同紙によれば、販売担当取締役であるクリスチャン・クリングラー氏がすでに長城汽車の魏健軍・董事長と1回目の交渉を行い、提携の可能性に向けて踏み込んだ議論を交わしたとされる。
開発を計画する低価格車ブランドは、セダン、SUV(スポーツ多目的車)、ミニバンの3車種展開を構想しているという。
VWはこれまでも、新興国を対象とした低価格車ブランド戦略を打ち出してきたが、苦戦を強いられている。
「Budget-Car」と名付けた低コスト車開発プロジェクトは、3回にわたって失敗。
小型車を得意とするスズキとの提携も日の目を見ずに終了している。
こうした中で、中国市場に特化した新たなブランドを単独で立ち上げるのは、VWにとって高リスク。
コストパフォーマンスに優れた低価格車の開発に専念する長城汽車を事業パートナーに迎えることで、形勢を逆転させたい考えのようだ。
この報道について、VWはコメントを控えている。
また、長城汽車側の広報担当は、「(そのような事実は)知らない」と答えたという。
【亜州IR】
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が同社との提携に向けて、交渉に入ったもようだ。
低価格車ブランドを共同開発する方向で検討中。
長城汽車に対して、出資意向を示しているという。
独経済誌のネジャー・マガツィーンが伝えた。
同紙によれば、販売担当取締役であるクリスチャン・クリングラー氏がすでに長城汽車の魏健軍・董事長と1回目の交渉を行い、提携の可能性に向けて踏み込んだ議論を交わしたとされる。
開発を計画する低価格車ブランドは、セダン、SUV(スポーツ多目的車)、ミニバンの3車種展開を構想しているという。
VWはこれまでも、新興国を対象とした低価格車ブランド戦略を打ち出してきたが、苦戦を強いられている。
「Budget-Car」と名付けた低コスト車開発プロジェクトは、3回にわたって失敗。
小型車を得意とするスズキとの提携も日の目を見ずに終了している。
こうした中で、中国市場に特化した新たなブランドを単独で立ち上げるのは、VWにとって高リスク。
コストパフォーマンスに優れた低価格車の開発に専念する長城汽車を事業パートナーに迎えることで、形勢を逆転させたい考えのようだ。
この報道について、VWはコメントを控えている。
また、長城汽車側の広報担当は、「(そのような事実は)知らない」と答えたという。
【亜州IR】