[ワシントン 4日 ロイター] - 米商務省が4日発表した8月の製造業新規受注は前月比変わらずで、市場予想と一致した。輸送機器の受注は減少したものの、それ以外では底堅い伸びとなり、全般的な製造業の基調は堅調であることを示した。
7月は1%減。8月の前年同月比は13.2%増だった。
8月は輸送機器が1.1%減。民間航空機の18.5%減が響いた。自動車も0.2%減だった。
一方、コンピュータ・電子製品は0.7%増、電気機器・家電・部品は1.6%増となった。機械や一次金属も増加した。
企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は1.4%増だった。
国内総生産(GDP)の企業設備投資の計算に使われるコア資本財の出荷額は0.4%増だった。