【小幅高となる】ファナック、アップル祭りか=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物は前日の225先物比60円高の20060円。
為替市場ではドル・円は119円10銭台、ユーロ・円は129円50銭台(8時00分時点)。
引き続き参加者が少ないことで、指数ではなく個別銘柄中心の地合いが続くと想定する。
米時間外取引では、市場予想を上回る決算及び株主還元策の拡大を発表したアップルが上昇していることから、アップル関連銘柄の一角にはポジティブなニュース。
また、純利益から配当に支払う割合を示す「配当性向」について、具体的な株主還元策を発表したファナック (TOKYO:6954)のADRは東証終値(26800円)比+2060円(+7.7%)の28860円。
単純計算では日経平均を80円押し上げることとなる。
これらの個別材料が強いことで指数はプラス圏を維持すると見る。
日銀金融政策決定会合が30日に開かれる。
物価見通しは下方修正されるとの見方が多いようだが、物価の基調についての判断は変わらないと予想されている。
市場関係者の多くは、日銀の金融政策は今回も「現状維持」となることを予想しており、市場もやや静かに。
前回(4月7日-8日)の金融政策決定会合後に公表された声明では「予想物価上昇率はやや長い目でみれば全体として上昇しているとみられる」との見解が表明されていた。
現時点でエネルギー価格の下落は一服していることや為替相場に大きな動きは出ていないことから、4月上旬時点との比較で物価の基調が弱含んでいるとは思えない。
物価上昇率が当面0%程度で推移すると想定しても、日銀が現行の金融政策をただちに変更する必要はないと思われる。
為替市場ではドル・円は119円10銭台、ユーロ・円は129円50銭台(8時00分時点)。
引き続き参加者が少ないことで、指数ではなく個別銘柄中心の地合いが続くと想定する。
米時間外取引では、市場予想を上回る決算及び株主還元策の拡大を発表したアップルが上昇していることから、アップル関連銘柄の一角にはポジティブなニュース。
また、純利益から配当に支払う割合を示す「配当性向」について、具体的な株主還元策を発表したファナック (TOKYO:6954)のADRは東証終値(26800円)比+2060円(+7.7%)の28860円。
単純計算では日経平均を80円押し上げることとなる。
これらの個別材料が強いことで指数はプラス圏を維持すると見る。
日銀金融政策決定会合が30日に開かれる。
物価見通しは下方修正されるとの見方が多いようだが、物価の基調についての判断は変わらないと予想されている。
市場関係者の多くは、日銀の金融政策は今回も「現状維持」となることを予想しており、市場もやや静かに。
前回(4月7日-8日)の金融政策決定会合後に公表された声明では「予想物価上昇率はやや長い目でみれば全体として上昇しているとみられる」との見解が表明されていた。
現時点でエネルギー価格の下落は一服していることや為替相場に大きな動きは出ていないことから、4月上旬時点との比較で物価の基調が弱含んでいるとは思えない。
物価上昇率が当面0%程度で推移すると想定しても、日銀が現行の金融政策をただちに変更する必要はないと思われる。