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有効求人10月は1.35倍、10カ月連続の上昇 失業率2.6%で横ばい

発行済 2022-11-29 08:44
更新済 2022-11-29 09:45
© Reuters.  11月29日、総務省が発表した10月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月から横ばいだった。東京都内で15日撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 29日 ロイター] - 厚労省が29日に発表した有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍と、前月に比べて0.01ポイント上昇した。新型コロナウイルス禍からの経済回復を反映して10カ月連続で上昇し、2020年3月以来の水準に持ち直している。一方、総務省が発表した完全失業率は2.6%で、前月から横ばいだった。

有効求人倍率は、求職者1人当たりに企業からの求人が何件あるかを示す。有効求人数(季節調整値)は前月に比べて0.1%減だった。

有効求職者数(同)は0.8%減となった。物価高による家計への影響を和らげるために収入確保に向けた求職活動を活発化させる動きがあった一方、企業の業績回復傾向に伴ってリストラなど事業主都合による離職が減ったという。

10月の新規求人数(原数値)は前年同月比7.9%増加。産業別では「宿泊業、飲食サービス業」が同29.3%増と大きく伸びた。新型コロナの水際対策緩和や全国旅行支援で利用客増加を見込んだ求人が増えたという。このほか「卸売業、小売業」が同11.7%増、「生活関連サービス業、娯楽業」が同11.3%増となった。

<失業率、自己都合による離職が減少>

失業率を男女別でみると、男性が2.8%と前月と同率、女性は2.3%で前月から0.1ポイント低下した。

就業者数(季節調整値)は6736万人で前月に比べ7万人減少。

完全失業者数(同)は178万人で、前月から5万人減少した。内訳は「自発的な離職(自己都合)」が8万人減少。「非自発的な離職」が2万人減少、「新たに求職」が2万人増加だった。

休業者(実数)は174万人と、前月に比べて20万人減少した。

完全失業率は、ロイターがまとめた事前予測では2.5%と予想されていた。

(杉山健太郎 編集:久保信博、田中志保)

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