[台北 29日 ロイター] - 台湾主計総処は29日、今年の域内総生産(GDP)予想を3.06%増に下方修正した。従来予想は3.76%だった。
2021年は6.45%と2010年(10.25%成長)以来の高い伸びだった。
世界的なインフレ、金利上昇、中国の「ゼロコロナウイルス」政策を背景に、今年の輸出の見通しも13.51%増から8.73%増へ引き下げた。
来年のGDP予想は2.75%増。従来予想は3.05%増だった。輸出は2.64%増を見込んでいたが0.22%減少するとした。
消費者物価は22年の伸び率を2.92%から2.94%へ、23年は1.72%から1.86%へ引き上げた。
第3・四半期のGDP改定値は前年比4.01%増。速報値は4.10%増だった。