[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が7日発表した第3・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)確報値は前期比0.3%増、前年同期比2.3%増と小幅上方修正された。個人消費と企業投資が経済を下支えした。
速報値は前期比0.2%増、前年比2.1%増だった。
成長率への寄与度は個人消費が0.4%ポイント、総固定資本形成は0.8ポイントだった。政府支出の寄与はごくわずかで、外需はマイナス1.1ポイントだった。
成長率が最も高かったのはアイルランドの2.3%で、次いでマルタとキプロスの1.3%。一方エストニア、ラトビア、スロベニアの落ち込みが最も大きかった。
ユーロ圏の雇用水準は前期比0.3%増と第2・四半期から横ばいだった。