[シドニー/香港 12日 ロイター] - 関係筋によると、米モルガン・スタンレーは、アジアのインベストメントバンカーに支給する今年の年次賞与を最大50%削減する。厳しい市場環境で収入が低迷しているため、コストを抑制する。
米欧でも同様の賞与削減を実施する可能性がある。昨年は世界全体で最大20%賞与が増額されていた。
関係筋によると、アジアの投資銀行部門の賞与の平均削減額は30%前後となる見通し。これに伴い、報酬全体が平均で30%下がる可能性がある。
今年の賞与削減は予想されていた。同社はコメントを控えている。