[ソウル 15日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が15日発表したデータによると、11月は輸出入価格がともに前年同月比で約1年半ぶりの小幅な伸びにとどまった。ウォン相場上昇が背景だが、輸入価格は原油価格下落で押し下げられたという。
ウォン建ての輸出価格は前年比8.6%上昇。10月改定値の13.5%から伸びが鈍化し、2021年3月以来最も小幅となった。
輸入価格は14.2%上昇で10月の19.4%から鈍化。21年5月以来最低の伸び率となった。
11月は、ウォンの対ドル相場とドバイ産原油価格がそれぞれ前月比平均で4.4%と5.4%下落した。