後場一段高の日経平均は上げ一服となり20600円台で推移している。
ドル・円が2002年以来の水準まで円安ドル高となったことで買い優勢となる場面が見られたものの、引続き先物市場の商いは盛り上がっていないことから指数の上値は重くなっている様子。
今年に入り裁定に絡んだ売買は減少傾向にあり、先週末の裁定買い残は21億株と13年のバーナンキショック発生時と比べると3分の2ほどの水準に留まっている。
こうした背景も加わり、ソフトバンク (TOKYO:)、ファーストリテイ (TOKYO:)といった日経平均の寄与度が高い銘柄は、需給面から上がり難くなっているようだ。