40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ロシア、今後数年で中所得層縮小へ 格差が拡大=調査

発行済 2023-03-27 10:37
更新済 2023-03-27 10:47
© Reuters. ロシアの主要教育機関が今週公表した経済調査によると、欧米諸国による対ロシア制裁の影響や限定的な潜在成長力により、ロシアでは今後数年で社会的不平等が拡大し、中所得層が縮小す

[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアの主要教育機関が今週公表した経済調査によると、欧米諸国による対ロシア制裁の影響や限定的な潜在成長力により、ロシアでは今後数年で社会的不平等が拡大し、中所得層が縮小する見通し。

調査はモスクワの高等経済学院(HSE)傘下機関が経済機関や企業、公共団体などの専門家を対象に実施。2030年までに国民の生活水準がどのように変化するかについて4つのシナリオを想定した。

それによると、世界経済の成長と欧米諸国の対ロシア制裁の緩和という2つが実現した場合のみ実質所得が改善し、貧困層が減少するという。中所得層はたとえ制裁が緩和されたとしても打撃を受けるという。

© Reuters. ロシアの主要教育機関が今週公表した経済調査によると、欧米諸国による対ロシア制裁の影響や限定的な潜在成長力により、ロシアでは今後数年で社会的不平等が拡大し、中所得層が縮小する見通し。写真は2022年6月、モスクワで撮影(2023年 ロイター/Evgenia Novozhenina)

最も楽観的なシナリオでは、30年の実質所得は21年水準を約2%上回り、貧困率は22年の11.8%から10%未満に低下する見通し。このシナリオでも中間層の規模は現在の20─50%(推計値)から30年までには14─31%に低下する。

HSEは「こうした最も好ましい状況であっても中間層と国民の社会的・心理的幸福度の悪化が予想される」としている。

最悪シナリオでは、30年の実質所得は現在の水準を下回り、貧困率は20%近くに達すると分析している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます