[6日 ロイター] - 中国当局は景気浮揚のため預金金利の引き下げを大手銀行に要請したとブルームバーグ・ニュースが6日、関係筋の話として報じた。
預金金利の引き下げ要請は過去1年足らずで少なくとも2回目という。
報道によると、中国銀行、中国工商銀行、中国交通銀行などの国有銀行は先週、要求払い預金(普通預金と当座預金)の金利を5ベーシスポイント(bp)、3年と5年の定期預金の金利を少なくとも10bp引き下げるよう要請された。
要請は中国人民銀行(中央銀行)の金利自律機構を通じて伝えられ、強制ではないものの、各行は早ければ今週中にも金利を調整する可能性があるという。