
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米大手ヘッジファンドの幹部や投資家は7日、米経済は底堅さを示しているものの、インフレが高止まりする環境ではリセッション(景気後退)やさらなる銀行破綻の可能性が依然として高いと警鐘を鳴らした。
著名投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏はブルームバーグのイベントで、米経済のハードランディング(硬着陸)を依然予想していると述べた。
また、経営破綻したシリコンバレー銀行や生活雑貨販売のベッド・バス・アンド・ビヨンドについて「おそらく氷山の一角だろう」とし、金利上昇の影響は一部の経済分野でまだ表れていないと指摘した。
ソロス・ファンド・マネジメントのドーン・フィッツパトリック最高経営責任者(CEO)も同イベントで、銀行業界の混乱は終わっておらず、小規模行でさらに破綻が起きる可能性があるとの見方を示した。
他の参加者からは、米連邦準備理事会(FRB)がインフレを抑制するため金利を高水準に維持する見通しだが、プライベートクレジットや商業用不動産など特定の市場ではまだ影響が完全に表れていないとの懸念が聞かれた。
米中関係が既に脆弱な景気見通しを一層不透明にしているとの声もあった。
一方、ドラッケンミラー氏はエヌビディアなど人工知能(AI)関連に対しては強気で「暗号資産(仮想通貨)と異なり、AIは本物だ」と指摘。「AIが想定通り大きくなれば、エヌビディアは少なくとも2─3年は保有したい銘柄だ」と述べた。
FRBの利上げ局面が近く終了するとみられているものの、参加者は全体として、ディフェンシブな姿勢をなお維持すべきとの見方を示した。
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