[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した6月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.5%増えた。一戸建て住宅と集合住宅の双方で建設支出が増加した。ロイターがまとめた市場予想は0.6%増だった。
5月分は0.9%増から1.1%増に上方修正された。
6月の前年同月比は3.5%増だった。
民間部門の建設支出は0.5%増加。5月は1.3%増加していた。住宅建設は0.9%増。前月は2.9%増だった。
一戸建て住宅の建設支出は2.1%増加した。
集合住宅の建設支出は1.5%増加。ただ集合住宅の空室率が上昇し、建設中の在庫が過去最高になっていることから、集合住宅の建設支出が今後も増加し続ける余地は限られているという。
非住宅建設は横ばい。製造業、商業施設、宿泊施設への支出は増加したが、ヘルスケアや発電所への支出が減少した。
公共部門の建設支出は0.3%増。5月は0.7%増だった。州・地方政府の建設支出は0.3%増加。連邦政府も0.8%増加した。