リプロセル {{|0:}}は13日、Evolution Biotech Fund（エボリューションバイオテックファンド）を割当先とする第10回新株予約権の発行及び金融商品取引法による届出の効力発生を条件として、新株予約権買取契約（コミット・イシュー）を締結することを決議したと発表。 資金調達は、同社が本格的に再生医療への進出を果たす上で必要となる資金を確保することが目的。
昨年度に実施した資金調達の主な目的は既存のiPS関連事業のグローバル展開を目的としており、今回の資金調達は次世代の再生医療ビジネスに繋げるための資金調達としている。
具体的な資金使途の内訳は、再生医療ビジネスを実現していく上で必要となる「設備投資費用」「臨床治験費用」「その他研究開発費用」となる。
また、原則として概ね4ヶ月の期間にわたり割当予定先が段階的に本新株予約件を行使することをコミットしている点、既存株主の利益への影響を抑えながら自己資本を増強することが可能な点、から本スキームを採用することを決定している。
新株予約権発行の概要は、割当日が8月31日、新株予約権の総数は4,000,000個、発行価額は総額8,500,000円（1個当たり2,125円）、資金調達の額2,201,000,000円（行使価額が修正又は調整された場合は、増加又は減少する可能性） コミット・イシューとは、同社が新株式の発行予定株数（4,000,000 株）を予め定め、80価格算定日の売買高加重平均価格（VWAP）に基づき、原則として割当予定先が必ず全株式を購入する（全部コミット）手法。