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世界のM&A、第3四半期は米国で活況 欧州・アジア低調

発行済 2023-09-29 15:15
更新済 2023-09-29 15:18
© Reuters.  9月29日、米調査会社ディールロジックによると、第3・四半期の企業の合併・買収(M&A)案件総額は7174億ドルで、前年同期の7381億ドルから小幅減少した。写真は7月
XBR/USD
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Anirban Sen Anousha Sakoui

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米調査会社ディールロジックによると、第3・四半期の企業の合併・買収(M&A)案件総額は7174億ドルで、前年同期の7381億ドルから小幅減少した。欧州やアジア太平洋地域は低調だったが、米国のM&Aが活況で、案件総額に占める割合は約半分に達した。

法律事務所サリバン・アンド・クロムウェルのメリッサ・ソーヤー氏は「2021年のような活況はないが、M&A終焉という見方は誇張されている」と述べた。

© Reuters.  9月29日、米調査会社ディールロジックによると、第3・四半期の企業の合併・買収(M&A)案件総額は7174億ドルで、前年同期の7381億ドルから小幅減少した。写真は7月、米ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

米国の案件総額は3565億1000万ドルで前年比35%増加。一方、欧州とアジア太平洋地域は31%、9%、それぞれ減少した。

高金利を背景にレバレッジド・バイアウトの資金調達環境は厳しく、プライベート・エクイティ(PE)の動きは低調だった。案件総額は前年比48%減の3137億3000万ドルだった。

通常案件全体に占める割合が最も高いテクノロジーセクターは年初から51%減少。一方、ヘルスケアセクターは25%増加した。

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