Yoko Matsudaira
[東京 24日 ロイター] - 日本百貨店協会が24日発表した9月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比9.2%増の4151億円と、19か月連続プラスになった。
外出機会が増加したことなどから、身のまわり品や衣料品、高付加価値品がけん引した。インバウンド向け売り上げが円安効果を背景に大幅に伸びたことや、外商催事などのイベント効果も寄与した。
地区別では、大阪地区がプロ野球の優勝セールの活況のほか前年の台風による時短営業などの反動もあり、前年比27.1%増と大幅な伸びを示した。
調査対象の百貨店は72社・180店舗。東京地区売上高は前年比6.4%増と、25カ月連続プラスとなった。