[東京 31日 ロイター] - 内閣府が31日に発表した10月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は前月から0.5ポイント上昇し35.7と3カ月ぶりのプラスだった。
内閣府は消費者態度指数の基調判断を「改善に向けた動きに足踏みがみられる」で据え置いた。
項目別では暮らし向きと収入の増え方、耐久消費財の買い時判断がそれぞれ前月比で改善した。一方、雇用環境は前月比で0.4ポイント悪化した。
1年後の物価が上昇すると答えた人の割合は92.5パーセントで前月比で1.2ポイント低下した。前月と比べ1年後の物価上昇幅が2%未満、2%以上5%未満と回答した人の割合はそれぞれ増えたが、5%以上の回答比率が低下した。
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