[ワシントン 5日 ロイター] - イエレン米財務長官は5日、米経済は現在、ソフトランディング(軟着陸)に向けて進んでいるとし、消費者の景気見通しを押し上げるには低インフレと賃金上昇が持続的に続く必要があるとの考えを示した。
労働省が朝方発表した12月の雇用統計は堅調。賃金も引き続き底堅いペースで上昇した。
イエレン長官はCNNのインタビューに対し「ソフトランディングと表現できるものを目の当たりにしている。こうした状況が継続することを望んでいる」と述べた。
また、海運の要衝である紅海の船舶の航行に支障が出ているものの、エネルギー価格に有意な影響は見られていないとの認識を示した。