■中期経営計画及び成長戦略
(1)中期経営計画の概要
イーレックス {{|0:}}は2016年3月期から2018年3月期までの3ヶ年中期経営計画を策定している。
“Challenge(チャレンジ)”を基本コンセプトに、「電力全面自由化に伴う低圧・家庭市場へ参入を通じて、売上高500億円、当期純利益40億円に飛躍するための準備期間」がこの中計期間であるという位置付けである。
当中計期間中の数値目標は、最終年度の2018年3月期において、売上高456億円、営業利益38億円、経常利益36億円、当期純利益25億円、またその先の経営目標として、売上高500億円、ROE20%、配当性向20%を掲げている。
中計の基本戦略として同社は2つの大きなテーマを掲げている。
1つは販売面についてで、家庭を中心とする小口・低圧需要家市場への参入である。
もう1つは電力調達面で、自社電源の開発及び、JEPXを通じた電力トレーディングノウハウ及び調達機能強化を図ることが主な内容である。
同社はこれらに関し、電力自由化先進国である米国企業Spark Energy社との連携を通じて強化を図っている点が大きな注目ポイントだ(詳細は後述)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
“Challenge(チャレンジ)”を基本コンセプトに、「電力全面自由化に伴う低圧・家庭市場へ参入を通じて、売上高500億円、当期純利益40億円に飛躍するための準備期間」がこの中計期間であるという位置付けである。
当中計期間中の数値目標は、最終年度の2018年3月期において、売上高456億円、営業利益38億円、経常利益36億円、当期純利益25億円、またその先の経営目標として、売上高500億円、ROE20%、配当性向20%を掲げている。
中計の基本戦略として同社は2つの大きなテーマを掲げている。
1つは販売面についてで、家庭を中心とする小口・低圧需要家市場への参入である。
もう1つは電力調達面で、自社電源の開発及び、JEPXを通じた電力トレーディングノウハウ及び調達機能強化を図ることが主な内容である。
同社はこれらに関し、電力自由化先進国である米国企業Spark Energy社との連携を通じて強化を図っている点が大きな注目ポイントだ(詳細は後述)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)