■弱含み、利上げ先送りの思惑広がる
先週のポンド・円は弱含み。
英中央銀行による早期利上げの可能性は一段と低下したこと、米ドル・円相場がやや円高方向に振れたことから、ポンドの対円レートは一時180円台後半まで下落した。
ただし、2日のNYダウが急反発したことでリスク回避のポンド売り・円買いは一服し、対円レートの下げ幅は縮小した。
取引レンジは180円67銭-183円33銭。
■下げ渋りか、日銀追加緩和への思惑で買い継続も 今週のポンド・円は下げ渋りか。
日銀金融政策決定会合と英中央銀行の金融政策委員会が注目される。
英国の早期利上げに対する懐疑的な見方が強まるなか、投機的なポンド買い・米ドル売りはやや縮小する見込み。
ただし、日銀による早期追加緩和の可能性は高まっていることから、短期筋などのポンド買い・円売りが大きく後退する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・5日:9月サービス業PMI(予想:56.3、8月:55.6) ・7日:8月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、7月:-0.4%) ・9日:8月商品貿易収支(予想:-96億ポンド、7月:-110.82億ポンド) ・予想レンジ:180円00銭-184円00銭
英中央銀行による早期利上げの可能性は一段と低下したこと、米ドル・円相場がやや円高方向に振れたことから、ポンドの対円レートは一時180円台後半まで下落した。
ただし、2日のNYダウが急反発したことでリスク回避のポンド売り・円買いは一服し、対円レートの下げ幅は縮小した。
取引レンジは180円67銭-183円33銭。
■下げ渋りか、日銀追加緩和への思惑で買い継続も 今週のポンド・円は下げ渋りか。
日銀金融政策決定会合と英中央銀行の金融政策委員会が注目される。
英国の早期利上げに対する懐疑的な見方が強まるなか、投機的なポンド買い・米ドル売りはやや縮小する見込み。
ただし、日銀による早期追加緩和の可能性は高まっていることから、短期筋などのポンド買い・円売りが大きく後退する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・5日:9月サービス業PMI(予想:56.3、8月:55.6) ・7日:8月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、7月:-0.4%) ・9日:8月商品貿易収支(予想:-96億ポンド、7月:-110.82億ポンド) ・予想レンジ:180円00銭-184円00銭