■NY株式:ダウは200ドル高、雇用統計受け利上げ観測後退
NYダウ ナスダック
終値 :16472.37 終値 :4707.78
前日比:+200.36 前日比:+80.69
始値 :16258.25 始値 :4566.13
高値 :16472.77 高値 :4707.78
安値 :16013.66 安値 :4552.34
2日の米国株式相場は上昇ダウ平均は200.36ドル高の16472.37、ナスダックは80.69ポイント高の4707.78で取引を終了した9月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回る14.2万人増となったことから景気減速への警戒感が強まり、寄り付きから大幅下落となったしかしながら、利上げ観測が後退したことや原油価格や商品価格が上昇したことが見直され下げ幅を縮小、午後になって上昇に転じたセクター別では、エネルギーや素材が上昇する一方で銀行や各種金融が下落した
カジノホテル運営のウィン・リゾーツは中国政府がマカオ経済の支援に向けた複数の政策を検討していることが報じられ大幅上昇携帯電話のスプリント
は25億ドルのコスト削減が報じられ、堅調推移半導体のマイクロン・テクノロジーは決算内容が好感され、買われた一方で、雇用統計を受けて利上げ観測が後退したことから大手行のJPモルガン(JPM)やウェルズ・ファーゴなど銀行株の下落が目立った 雇用統計発表後、FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は10月が10%、12月が33%、16年1月が41%、同3月が56%(2日時点)で、利上げは16年3月と予想する向きが優勢となっている Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は119円90銭、米雇用統計ネガティブサプライズで年内利上げ観測後退 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円41銭まで上昇後、118円68銭まで下落し119円90銭で引けた強い米9月雇用統計が利上げを後押しするとの思惑に、ドル買いが一時加速しかし、雇用統計の結果が予想外のネガティブサプライズとなったため、年内の利上げ観測が大幅に後退し、ドル売りに拍車がかかったその後、ブラード米セントルイス連銀総裁のタカ派発言や株式相場の回復に伴いドルは下げ止まった ユーロ・ドルは、1.1152ドルから1.1319ドルへ上昇し、1.1211ドルで引けた米国の利上げ観測後退によるドル売りで、ユーロ買いになったユーロ・円は、134円14銭から134円86銭へ上昇株式相場の回復に連れてリスク回避の円買いが後退したポンド・ドルは、1.5156ドルから1.5237ドルへ上昇ドル・スイスは、0.9793フランから0.9647フランまで下落した ■NY原油:反発で45.54ドル、米国内の稼動中リグ大幅減で買いに転換 NY原油は反発(NYMEX原油11月限終値:45.54↑0.80)43.97ドルまで下落した後、45.81ドルまで上昇したこの日発表の米国の9月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を下回る伸びにとどまり(8月分も大幅下方修正)、8月製造業受注指数も予想以上に落ち込んだことで、原油需要の先行き懸念から売りが先行した しかし、終盤に発表された米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比26基減の614基となり、5週連続かつ大幅に減少原油の生産低下の思惑から、その後は買い戻しに転じた ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.38ドル -0.180ドル(-1.16%) モルガン・スタンレー(MS) 31.43ドル -0.070ドル(-0.22%) ゴールドマン・サックス(GS)176.93ドル +0.910ドル(+0.52%) インテル(INTC) 30.51ドル +0.510ドル(+1.70%) アップル(AAPL) 110.38ドル +0.800ドル(+0.73%) グーグル(GOOG) 626.91ドル +15.62ドル(+2.56%) フェイスブック(FB) 92.07ドル +1.120ドル(+1.23%) キャタピラー(CAT) 65.68ドル +1.290ドル(+2.00%) アルコア(AA) 9.52ドル +0.245ドル(+2.64%) ウォルマート(WMT) 64.98ドル +0.710ドル(+1.10%) スプリント(S) 4.25ドル +0.200ドル(+4.94%)
は25億ドルのコスト削減が報じられ、堅調推移半導体のマイクロン・テクノロジーは決算内容が好感され、買われた一方で、雇用統計を受けて利上げ観測が後退したことから大手行のJPモルガン(JPM)やウェルズ・ファーゴなど銀行株の下落が目立った 雇用統計発表後、FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は10月が10%、12月が33%、16年1月が41%、同3月が56%(2日時点)で、利上げは16年3月と予想する向きが優勢となっている Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は119円90銭、米雇用統計ネガティブサプライズで年内利上げ観測後退 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円41銭まで上昇後、118円68銭まで下落し119円90銭で引けた強い米9月雇用統計が利上げを後押しするとの思惑に、ドル買いが一時加速しかし、雇用統計の結果が予想外のネガティブサプライズとなったため、年内の利上げ観測が大幅に後退し、ドル売りに拍車がかかったその後、ブラード米セントルイス連銀総裁のタカ派発言や株式相場の回復に伴いドルは下げ止まった ユーロ・ドルは、1.1152ドルから1.1319ドルへ上昇し、1.1211ドルで引けた米国の利上げ観測後退によるドル売りで、ユーロ買いになったユーロ・円は、134円14銭から134円86銭へ上昇株式相場の回復に連れてリスク回避の円買いが後退したポンド・ドルは、1.5156ドルから1.5237ドルへ上昇ドル・スイスは、0.9793フランから0.9647フランまで下落した ■NY原油:反発で45.54ドル、米国内の稼動中リグ大幅減で買いに転換 NY原油は反発(NYMEX原油11月限終値:45.54↑0.80)43.97ドルまで下落した後、45.81ドルまで上昇したこの日発表の米国の9月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を下回る伸びにとどまり(8月分も大幅下方修正)、8月製造業受注指数も予想以上に落ち込んだことで、原油需要の先行き懸念から売りが先行した しかし、終盤に発表された米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比26基減の614基となり、5週連続かつ大幅に減少原油の生産低下の思惑から、その後は買い戻しに転じた ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.38ドル -0.180ドル(-1.16%) モルガン・スタンレー(MS) 31.43ドル -0.070ドル(-0.22%) ゴールドマン・サックス(GS)176.93ドル +0.910ドル(+0.52%) インテル(INTC) 30.51ドル +0.510ドル(+1.70%) アップル(AAPL) 110.38ドル +0.800ドル(+0.73%) グーグル(GOOG) 626.91ドル +15.62ドル(+2.56%) フェイスブック(FB) 92.07ドル +1.120ドル(+1.23%) キャタピラー(CAT) 65.68ドル +1.290ドル(+2.00%) アルコア(AA) 9.52ドル +0.245ドル(+2.64%) ウォルマート(WMT) 64.98ドル +0.710ドル(+1.10%) スプリント(S) 4.25ドル +0.200ドル(+4.94%)