テクマトリックス (T:3762)は、医療情報クラウドサービス「NOBORI」を基盤とした、新たな医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」の提供を開始した。 「NOBORI-PAL」は、医療機関のニーズに応える多様なサービスをクラウドで提供。
2012年の提供開始以来、全国の医療機関約450施設（2016 年3月末時点）で利用されている「NOBORI」を活用し、便利な機能をクラウドに集め、医療現場を支援。
すでに、医療向け音声入力、3D医用画像解析、検査予約、緊急時外部画像参照の各サービスをリリース予定としている。
サービスは自社開発にとどまらず、コンセプトを共有するパートナーシップによるサービスも多数ラインナップ。
パートナーにはアドバンスト・メディア {{|0:}}やフランスIntrasense社なども加わっている。
同社は、今後「NOBORI-PAL」のサービス拡充を進め、初年度に延べ80施設での利用を目標としている。
2016年度中に6サービスのリリースを予定しており、2018年度中には20サービスのリリースを目指す予定。
同社の2016年3月期第３四半期の連結業績は、売上高150.79億円（対前年同四半期16.2％増）、営業利益7.74億円（同42.6％増）、経常利益7.77億円（同47.2％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益4.47億円（同90.0％増）と好調。
通期業績予想では、売上高204.00億円（前期比10.8％増）、営業利益13.00億円（同15.0％増）、経常利益13.00億円（同14.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益8.40億円（同43.7％増）と増収増益を見込んでいる。