外為市場では予想を上回った米国の製造業、建設支出指数を嫌ったドル売りが優勢となった。
ドル・円は106円75−80銭で伸び悩み。
ユーロ・ドルは1.1469ドルから1.1535ドルまで急伸した。
米供給管理協会(ISM)が発表した米4月ISM製造業景況指数は50.8と、3月51.8から低下し市場予想51.4を下回った。
同時刻に発表された米3月建設支出は前月比+0.3%と、伸びは2月+1.0%から鈍化、市場予想の+0.5%を下回った。
ただ、2月分は-0.5%から+1.0%へプラスに転じた。
事前に発表された4月製造業PMI改定値は50.8と、予想通りとなった。
【経済指標】 ・米・4月ISM製造業景況指数:50.8(予想:51.4、3月:51.8) ・米・3月建設支出:前月比+0.3%(予想:+0.5%、2月:+1.0%←-0.5%) ・米・4月製造業PMI改定値:50.8(予想:50.8、速報値:50.8)