稲葉製作所 (T:3421)は鋼製物置で国内約4割のシェアを持つトップメーカー。
物置は「100人乗っても大丈夫」のテレビCMで広く知られている。
鋼製物置とオフィス家具が収益の2本柱。
オフィス家具については、約半数がOEM生産(相手先ブランドによる生産)である。
3本目の柱として、トラックや農機の格納可能な大型サイズの「イナバ倉庫」を育成中。
一貫生産体制が強みで、自社生産比率は9割超である。
同社は3月4日に2016年7月期の業積見通しを上方修正。
売上高を従来予想から307.00億円→312.50億円(前期比5.1%増)、営業利益を14.20億円→16.00億円(同16.3%増)に引き上げた。
なお、1株当たり配当金は前期比2円増配当の24円と4期連続の増配を見込んでいる。
3月15日に発表した第2四半期決算は売上高が前年同期比6.8%増の151.46億円、営業利益が同97.7%増の8.47億円(同97.7%増)で着地。
消費税増税(14年4月)の駆け込み需要の反動に伴う住宅着工件数減少の影響が薄れたことなどから物置の販売が堅調だったほか、企業業績の好調を背景にオフィス家具も好調に推移した。
今後は、品揃えの拡充とともに生産の効率化や用途の開発・提案などで成長を目指す。
鋼製物置、オフィス家具に注ぐ3本目の柱として育成中の「イナバ倉庫」では、内装を快適で上質な空間にしたレンタル収納や、店舗・事務所などの新用途を開拓し、増販を図る。
また、最新鋭設備の富岡工場(群馬県)が今年5月に稼動した後は、生産の効率化も進むと見られる。
物置は「100人乗っても大丈夫」のテレビCMで広く知られている。
鋼製物置とオフィス家具が収益の2本柱。
オフィス家具については、約半数がOEM生産(相手先ブランドによる生産)である。
3本目の柱として、トラックや農機の格納可能な大型サイズの「イナバ倉庫」を育成中。
一貫生産体制が強みで、自社生産比率は9割超である。
同社は3月4日に2016年7月期の業積見通しを上方修正。
売上高を従来予想から307.00億円→312.50億円(前期比5.1%増)、営業利益を14.20億円→16.00億円(同16.3%増)に引き上げた。
なお、1株当たり配当金は前期比2円増配当の24円と4期連続の増配を見込んでいる。
3月15日に発表した第2四半期決算は売上高が前年同期比6.8%増の151.46億円、営業利益が同97.7%増の8.47億円(同97.7%増)で着地。
消費税増税(14年4月)の駆け込み需要の反動に伴う住宅着工件数減少の影響が薄れたことなどから物置の販売が堅調だったほか、企業業績の好調を背景にオフィス家具も好調に推移した。
今後は、品揃えの拡充とともに生産の効率化や用途の開発・提案などで成長を目指す。
鋼製物置、オフィス家具に注ぐ3本目の柱として育成中の「イナバ倉庫」では、内装を快適で上質な空間にしたレンタル収納や、店舗・事務所などの新用途を開拓し、増販を図る。
また、最新鋭設備の富岡工場(群馬県)が今年5月に稼動した後は、生産の効率化も進むと見られる。