■NY株式:ダウは127ドル安、中国株下落を受け世界株安
NYダウ ナスダック
終値 :17440.59 終値 :5039.78
前日比:-127.94 前日比:-48.85
始値 :17561.78 始値 :5055.92
高値 :17561.78 高値 :5072.88
安値 :17399.17 安値 :5032.70
27日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は127.94ドル安の17440.59、ナスダックは48.85ポイント安の5039.78で取引を終了した。
明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の協議結果を見極めたいとの思惑から手控えムードとなる中、中国株式相場が8年ぶりの大幅下落となったことで、世界主要株価が全面安となり、米国株も終日軟調推移となった。
6月耐久財受注は予想を上振れたものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、公益事業や不動産が上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。
イスラエルの製薬テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(TEVA)は、今年4月に同業マイラン(MYL)の買収を試み拒否されていたが、今回アラガン(AGN)の後発薬部門に対する405億ドルの買収で合意し上昇。
金融情報サービス部門マグロウヒル・ファイナンシャル(MHFI)は、業界データ、ニュース、分析プロバイダーのSNLフィナンシャルを現金約22億ドルで買収すると発表し、軟調推移。
航空会社のデルタ航空(DAL)は、中国東方航空に4.5億ドルの出資を行うことが報じられ、売られた。
明日から開催されるFOMCでは、6月小売売上高が予想を下振れたことや足元の原油や商品相場の下落を受けて、連邦準備理事会(FRB)がどのように足元の景気判断を行うかが焦点となるだろう。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円25銭、世界経済への懸念が再燃、リスクオフ 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円01銭まで下落後、123円31銭まで戻して123円25銭で引けた。
上海総合指数のほぼ8年5か月ぶりとなる大幅な下落を受けて、世界経済への懸念が再燃し、リスク回避の円買いや米国債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
その後、予想を上振れた米国の6月耐久財受注でドルは下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1051ドルから1.1129ドルへ上昇して1.1090ドルで引けた。
予想外に改善したドイツの7月IFO企業景況感指数を好感したユーロ買いが継続した。
ユーロ・円は、136円19銭から137円10銭へ上昇した。
中国政府が今後も株価下支えを狙った措置を維持、拡大する意向だとの報道を受けて、リスク回避の円買いが後退した。
ポンド・ドルは、1.5512ドルから1.5595ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9551フランから0.9633フランへ上昇した。
■NY原油:続落で47.39ドル、米稼働リグ増加、中国株急落で売り NY原油は続落(NYMEX原油9月限終値:47.39↓0.75)。
47.86ドルから47.29ドルまで下落した。
前週末発表の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数(米ベーカー・ヒューズ社)が、増加だったことを受けて、原油の生産拡大の思惑による売りが継続したとの見方。
また、中国の6月工業利益が3カ月ぶりにマイナスに転落したことや、中国政府資金の引き揚げ警戒から、上海総合指数が8.5%の急落となり(8年ぶり大幅安)、中国の景気減速による原油需要の後退懸念も売りにつながった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.67ドル -0.230ドル(-1.28%) モルガン・スタンレー(MS) 39.24ドル -0.360ドル(-0.91%) ゴールドマン・サックス(GS)205.02ドル -2.330ドル(-1.12%) インテル(INTC) 28.35ドル +0.290ドル(+1.03%) アップル(AAPL) 122.77ドル -1.730ドル(-1.39%) グーグル(GOOG) 627.26ドル +3.700ドル(+0.59%) フェイスブック(FB) 94.17ドル -2.780ドル(-2.87%) キャタピラー(CAT) 75.34ドル -0.760ドル(-1.00%) アルコア(AA) 9.62ドル -0.195ドル(-1.99%) ウォルマート(WMT) 71.38ドル -0.210ドル(-0.29%) スプリント(S) 3.12ドル -0.325ドル(-9.45%)
ダウ平均は127.94ドル安の17440.59、ナスダックは48.85ポイント安の5039.78で取引を終了した。
明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の協議結果を見極めたいとの思惑から手控えムードとなる中、中国株式相場が8年ぶりの大幅下落となったことで、世界主要株価が全面安となり、米国株も終日軟調推移となった。
6月耐久財受注は予想を上振れたものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、公益事業や不動産が上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。
イスラエルの製薬テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(TEVA)は、今年4月に同業マイラン(MYL)の買収を試み拒否されていたが、今回アラガン(AGN)の後発薬部門に対する405億ドルの買収で合意し上昇。
金融情報サービス部門マグロウヒル・ファイナンシャル(MHFI)は、業界データ、ニュース、分析プロバイダーのSNLフィナンシャルを現金約22億ドルで買収すると発表し、軟調推移。
航空会社のデルタ航空(DAL)は、中国東方航空に4.5億ドルの出資を行うことが報じられ、売られた。
明日から開催されるFOMCでは、6月小売売上高が予想を下振れたことや足元の原油や商品相場の下落を受けて、連邦準備理事会(FRB)がどのように足元の景気判断を行うかが焦点となるだろう。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円25銭、世界経済への懸念が再燃、リスクオフ 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円01銭まで下落後、123円31銭まで戻して123円25銭で引けた。
上海総合指数のほぼ8年5か月ぶりとなる大幅な下落を受けて、世界経済への懸念が再燃し、リスク回避の円買いや米国債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
その後、予想を上振れた米国の6月耐久財受注でドルは下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1051ドルから1.1129ドルへ上昇して1.1090ドルで引けた。
予想外に改善したドイツの7月IFO企業景況感指数を好感したユーロ買いが継続した。
ユーロ・円は、136円19銭から137円10銭へ上昇した。
中国政府が今後も株価下支えを狙った措置を維持、拡大する意向だとの報道を受けて、リスク回避の円買いが後退した。
ポンド・ドルは、1.5512ドルから1.5595ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9551フランから0.9633フランへ上昇した。
■NY原油:続落で47.39ドル、米稼働リグ増加、中国株急落で売り NY原油は続落(NYMEX原油9月限終値:47.39↓0.75)。
47.86ドルから47.29ドルまで下落した。
前週末発表の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数(米ベーカー・ヒューズ社)が、増加だったことを受けて、原油の生産拡大の思惑による売りが継続したとの見方。
また、中国の6月工業利益が3カ月ぶりにマイナスに転落したことや、中国政府資金の引き揚げ警戒から、上海総合指数が8.5%の急落となり(8年ぶり大幅安)、中国の景気減速による原油需要の後退懸念も売りにつながった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.67ドル -0.230ドル(-1.28%) モルガン・スタンレー(MS) 39.24ドル -0.360ドル(-0.91%) ゴールドマン・サックス(GS)205.02ドル -2.330ドル(-1.12%) インテル(INTC) 28.35ドル +0.290ドル(+1.03%) アップル(AAPL) 122.77ドル -1.730ドル(-1.39%) グーグル(GOOG) 627.26ドル +3.700ドル(+0.59%) フェイスブック(FB) 94.17ドル -2.780ドル(-2.87%) キャタピラー(CAT) 75.34ドル -0.760ドル(-1.00%) アルコア(AA) 9.62ドル -0.195ドル(-1.99%) ウォルマート(WMT) 71.38ドル -0.210ドル(-0.29%) スプリント(S) 3.12ドル -0.325ドル(-9.45%)