オンコリスバイオファーマ (T:4588)は1日、2019年12月期第3四半期(19年1月-9月)決算を発表した。
売上高が前年同期比440.5%増の6.40億円、営業損失が5.86億円(前年同期は9.15億円の損失)、経常損失が5.87億円(同8.99億円の損失)、四半期純損失が5.90億円(同9.01億円の損失)となった。
医薬品事業の売上高は6.35億円(前年同期は1.13億円)、営業利益は0.74億円(前年同期は3.40億円の損失)となった。
がんのウイルス療法テロメライシン(OBP-301)に関する中外製薬 (T:4519)からの契約一時金収入やMedigen Biotechnology Corp.(台湾)からの開発協力金収入などを計上した。
検査事業の売上高は0.04億円(前年同期は0.04億円)、営業損失は1.47億円(前年同期は1.26億円の損失)となった。
血中浮遊がん細胞(CTC)検査薬テロメスキャンの販売が生じた。
2019年12月期通期については、現時点では業績に与える未確定な要素が多いことから、業績予想については適正かつ合理的な数値の算出が困難な状況と考えており、公表を控えるとしている。