中国財政部の楼継偉部長はこのほど、清華大学で開催した「エコノミスト論壇」の席上で、「次の経済危機がやってくる時期」「次は中国発の経済危機になるか」との質問について、世界の経済問題が主に欧州に集中していると指摘し、中国発の経済危機が現時点みられないと回答した。
楼部長は、中国の一人当たり国内総生産(GDP)が2014年に7000-8000米ドルまで拡大し、「中所得国のワナ」に直面していると指摘。
これを回避させるため、一連の対策を事前に用意する必要があると強調した。
具体的には、農業改革、戸籍改革、「一人っ子政策」の緩和、社会保障問題などを中心に着手する必要があるとの認識を示した。
楼部長は、中国の一人当たり国内総生産(GDP)が2014年に7000-8000米ドルまで拡大し、「中所得国のワナ」に直面していると指摘。
これを回避させるため、一連の対策を事前に用意する必要があると強調した。
具体的には、農業改革、戸籍改革、「一人っ子政策」の緩和、社会保障問題などを中心に着手する必要があるとの認識を示した。