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日経平均は21円安でスタート、新日鐵住金など鉄鋼セクターが下落

発行済 2017-08-24 13:16
更新済 2017-08-24 13:33
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19412.78;-21.86TOPIX;1599.08;-0.97

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値よりを下げ幅をやや縮小してスタート。
ランチタイムの225先物は19370-19400円辺りでのもち合いで、昼のバスケットは差し引き20億円の売り越しとの観測である。
為替が109円20銭前後と朝方より円安方向に振れて推移していることや、週末に開催される金融・経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)への思惑から、下げ幅を縮小してきている。
一方で、明日25日に北朝鮮が「先軍節」を迎えるため、新型のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射への警戒感が上値を抑えており、全体としてはこう着感が強まっている。


 セクターでは、鉄鋼、証券・商品取引業、海運業、陸運業が下落。
売買代金上位では、トヨタ自 (T:7203)による自動車用鋼材値下げとの報道が嫌気されたJFE (T:5411)や新日鐵住金 (T:5401)などの鉄鋼セクターが下落しているほか、任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、電通 (T:4324)、ペッパー {{|0:}}、神戸鋼 (T:5406)がさえない。
一方で、国内証券による目標株価引き上げ観測を受けた三井金 (T:5706)のほか、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)、ファーストリテ (T:9983)、出光興産 (T:5019)、SUMCO (T:3436)は上昇している。


(アナリスト 雲宮祥士)

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