■株主還元
トラスト・テック (T:2154)は株主還元を重要な経営課題と認識しており、その手段としては配当によることを基本としている。
配当額の決定に際しては、配当の安定性を重視しながら、業容拡大と体質強化のための内部留保を行いつつ、業績に応じた配当を加味するとしている。
こうした基本方針の下、現在は具体的な配当の目安として、配当性向50%を基準においている。
2016年6月期は中間配当30円、期末配当25円の55円配を行った。
ただし同社は2016年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行った。
この株式分割を調整すると2016年6月期の配当は、中間配当15円、期末配当25円、年間40円となる。
2016年6月期の配当性向は50.7%であった。
2017年6月期については、中間配当15円、期末配当30円、年間45円の配当予想を公表している。
予想1株当たり利益は96.63円であり、これに基づく配当性向は46.6%となる。
前述のように、同社は配当性向50%を目安として業績に応じた配当を行うことを基本方針としているため、今後利益の上積みがあれば、それに応じた配当の拡大は十分期待できると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
トラスト・テック (T:2154)は株主還元を重要な経営課題と認識しており、その手段としては配当によることを基本としている。
配当額の決定に際しては、配当の安定性を重視しながら、業容拡大と体質強化のための内部留保を行いつつ、業績に応じた配当を加味するとしている。
こうした基本方針の下、現在は具体的な配当の目安として、配当性向50%を基準においている。
2016年6月期は中間配当30円、期末配当25円の55円配を行った。
ただし同社は2016年4月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を行った。
この株式分割を調整すると2016年6月期の配当は、中間配当15円、期末配当25円、年間40円となる。
2016年6月期の配当性向は50.7%であった。
2017年6月期については、中間配当15円、期末配当30円、年間45円の配当予想を公表している。
予想1株当たり利益は96.63円であり、これに基づく配当性向は46.6%となる。
前述のように、同社は配当性向50%を目安として業績に応じた配当を行うことを基本方針としているため、今後利益の上積みがあれば、それに応じた配当の拡大は十分期待できると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)