ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

TDCソフト Research Memo(9):足元の稼働状況は順調でコロナの影響は軽微

発行済 2020-07-01 16:29
更新済 2020-07-01 16:41
© Reuters.  TDCソフト Research Memo(9):足元の稼働状況は順調でコロナの影響は軽微
4687
-

■2021年3月期見通し● 2021年3月期見通し足元の稼働状況については年度末に受注した分を手掛けているため、前年同期並み、若しくは上回って推移している。

しかし、2020年4月末の受注残高は前年同期を上回ったものの新型コロナウイルスの影響による企業の開発抑制の動きが今後出てくる可能性があるほか、TDCソフト (T:4687)の業績については下期偏重の傾向があるため、2021年3月期計画については見通しが立てづらい状況である。

同社では少なくとも2020年上期まではICT投資が抑制されることを想定している。

一方で、今回の新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛により、新しい生活様式が生まれている。

新しい生活様式への移行に伴い、クラウド化やキャッシュレス化など同社が進めるDX等の新技術を活用した高付加価値SIサービス分野の引き合いはこれまで以上に多い状況にある。

そのため、経済活動再開の流れが進むとともに、同社の受注状況が大きく改善してくる可能性がある。

また、政府は2020年5月27日、知的財産戦略本部を開き「知的財産推進計画2020」を決定している。

デジタル技術を使って行政や企業の事業を変革する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の推進を盛り込んでいる。

新型コロナウイルス対策でテレワークなどを導入する地方自治体や中小企業を支援し、日本企業が得意とするデータを活用してDXを推進する。

データを活用する新たな司令塔機能の設置など、政府内の新たな体制について関係府省で検討するとしており、政府のDX対策を背景に同社が推進する次世代型システムインテグレーターに向けた施策の変更は不要だろう。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます